グラビティデイズ
1は神ゲー、2は良ゲー
そんな名作シリーズの思い出
1は2017年7月に、2は2018年12月にPS Plusで無料配布
今年3月にどっぷり浸かった両タイトル
今日はこれらの思い出についていろいろと書いていこうと思います
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まず、タイトルの名前が意味深
1が重力的眩暈: 上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動
2が重力的眩暈完結編: 上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択
なんですけど、「上層への帰還」はまず本編中で触れられません
というか最後の最後までいってはじめてタイトルの意味がわかりました
最初から2までやるつもりで名付けたのかな
あと摂動はせつどう、収斂はしゅうれんって読む難しい言葉
宇宙系とか物理数学系かじってないとあんまり見ないですね
そもそも重力的なこと取り扱うから複雑な言葉や概念が出てきちゃうのは仕方のないことなのかも
ストーリーのお話
あらすじ
1: 何もかもを飲み込む重力嵐。人々は重力嵐とそこから現れる黒い怪物ネヴィにおびえながらもなんとか生活していた。そんなある日、見知らぬ街ヘキサヴィルで目覚めた少女キトゥンは、突如周囲の重力を操作する能力に目覚める。キトゥンは不思議な黒猫ダスティとともに街と人々を助けるべく奮闘していく
2: ヘキサヴィルを救ったのもつかの間、キトゥンとその仲間たちは重力嵐に飲み込まれ散り散りになってしまう。行き着いた先のバンガ集落で圧政と過酷な労働環境に身を置くことになったキトゥンは、ヘキサヴィルへ戻る方法を模索しながら、人々の手助けをしていく
みたいなかんじ!
ここまではどちらもプロローグなのでネタバレはないです
基本的に1も2も重力の能力で目の前のトラブルをグラビティキックしていく脳筋ストーリー
単純明快、シンプルイズベスト
でも軍隊が銃火器やロボを投入してなんとか怪物ネヴィと戦ってるのに、キックだけで蹴散らすキトゥンさんマジパねえ
重力のおかげかと思いきや、重力を操作できない中で戦うこともまあまああるので純粋にキトゥンの筋力がすごい
もっと言えばネヴィ以外にも暴漢の集団も武装軍隊もロボット兵も1人で蹴り伏せるキトゥンさん
やはり筋肉は正義、筋肉は全てを解決してくれる
そんな1のストーリーはあっさりさっくり
純粋に楽しめました
一方2のストーリーは階級社会や人間の黒い部分とナイーブな問題がからんできたところが個人的にアレ
ヘキサヴィルと人々の変容ぶりもなかなか
ラストエピソードはいきなりすぎる展開でびっくりする人がほとんどなのでは
簡単に言えば1は希望のため奮闘するお話、2は絶望のなか奮闘するお話
1の方が個人的に好みでした
奮闘の果てに行き着くタイトル回収
よくできてるなあ((
システムのお話
なんといってもユニークなのが重力アクション
重力ゲージが残っているあいだ重力を操れ、ゲージはすぐ回復します
ワンボタンでその場で浮遊、静止しもう一回押せば向いている方向へアクション(移動、キック、スロー)
意外にも簡単で、全然酔わず、おもしろい
なので調子乗ってあっちこっちへ飛んでいったせいで本当の下方向を見失い、ゲージがなくなって落ちて慌てることも多々
重力スライド中にうっかり塀とかにぶつかってすごい方向へぶっ飛んでいく事故も爆笑必至
カメラワークは少し問題
たとえばグラビティキックを外したときのリカバリーがちょっと大変
1のときはキック後浮遊/移動ボタンで確定で移動になるので、キック→90度横向き、移動→横向き、静止でなんとかなるけど慣れが必要
だから飛んでる敵はしんどい
2は移動→浮遊の際に働く慣性力が大きいうえ、キック後の浮遊/移動がタイミングによってどっちにもなるので大変
いいところも悪いところも、まさに重力的眩暈
それはそれで楽しいからよし
収集要素のお話
1: すごく楽、運要素なし、トロフィーコンプリートしても12時間ほど
2: ふつう、運要素あり、トロフィーコンプリートで40時間ほど
1の収集要素は各エリアにいる時空の旅人夫婦を探して終わり、楽
2の収集要素は各エリアの不思議な男、女、ランドマーク、落書きを写真に収め、5つのエリアでリアルタイムに変動する環境が異常時に現れるボスを倒し、運要素として現れたり現れなかったりするトレジャーボックスから家具と写真映えするアイテム収集があります
トレジャー収集はトロフィー非対象だから助かったけど、オンラインサービスが終了している現在、全回収はかなり厳しいです
やりこみ要素として1と2共通でタイムアタックやスコアアタックあり
フレンドや世界中の人と競えるのでアツい
2ではオンラインサービス修了して比較できないのが残念
トロコンにはやりこみ必須ではないですが2にはさらに能力補強のタリスマン掘りと強化ダンジョンあり
強化ダンジョンもちょっとだけやったけど雑魚敵の時点で結構強いのですぐやめちゃった笑
やりこみ部分は全部やり応えがあるのでよかったです
レベル上げも1は必要なミッション攻略してたら終わるので余裕
2はレベリング作業が必要(幸い1日あれば終わる程度)
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全体所感
神ゲーの1からさらに進化した結果、面白い部分とそうでない部分がはっきりした2
こうしてみると悪いところが目立つ2だが、それも1が良すぎたせい、というのが正しい
2も十分に名作です
もしライブラリに眠ってるのならどっちもやって損はない作品です
特に1は文句なしの神ゲーなのでぜひやりましょう
トロフィー目当ての人にもおすすめです